夏の終わりに、相模原市にある「歩夢」へ、つけ麺を食べに行ってきた。「歩夢」といえば、二郎系のインスパイア系らーめんとしても有名で、濃厚でボリューム満点な一杯を提供してくれるお店だが、今回はそのつけ麺に注目したい。歩夢のつけ麺は、デフォルトのらーめんとはまた違った味わいが楽しめる。普段はガツンとくるコッテリ系が売りの店だけど、つけ麺になるとあっさり感も出てきて、夏の終わりにぴったりな一杯なんだよね。
まず、「歩夢」のつけ麺の特徴を簡単に説明すると、らーめんのつけ麺バージョンとは少し違う。スープのベースは同じなんだけど、つけ麺用に味付けが調整されている。「つけ味」なんて呼ばれる温かいつけ麺バージョンのラーメンもメニューにあるくらいだから、これは他の二郎系にはなかなか見られない独自の工夫だよね。
スープは、二郎系らしくしっかりした濃厚な味付けがベースなんだけど、つけ麺になると一気にあっさり感が増す。あっさりといっても、他の業界系ラーメン店で出されるような本当に軽いものとは違って、あくまで二郎系の「中では」あっさりという感じ。でも、その微妙なバランスが絶妙で、夏の暑さで重たいものがちょっと…という時期に、食欲をそそる。しかも、つけダレにはピリッとした辛味も加えられていて、それがまた箸を止められなくするポイントなんだよね。
つけ麺の麺は、当然ながら太麺。そしてその量がすごい。デフォルトでも結構多いから、がっつり食べたい時には嬉しいけど、そこにアブラとにんにくをトッピングするのが自分の定番。ヤサイはつけるとボリュームが凄すぎて、食べきれなくなる可能性があるから今回はパスしたけど、アブラとにんにくは外せないんだ。にんにくをたっぷり加えたつけダレに、アブラの甘さが加わって、濃厚だけどどこかクセになる味わい。つけ麺ならではの冷たい麺と、あっさりピリ辛のつけダレが、最高のマッチングなんだよ。
実際に食べてみると、やっぱりあの満足感はさすが。「歩夢」のつけ麺は、ボリュームたっぷりなのに、つけダレのあっさり感が効いているおかげで食が進む進む。いくらでも食べられるんじゃないかって錯覚に陥るほど。でも、しっかりお腹は満たされるんだよね。大盛りの麺を平らげる頃には、満足感と共に適度な疲労感が押し寄せてくる。これこそが「歩夢」の醍醐味だ。
それにしても、「歩夢」のつけ麺は、一度食べたらリピートしたくなる味だね。夏の終わりにぴったりなあっさり感と、二郎系らしいボリュームが融合して、満足度が本当に高い。店内の雰囲気も、ガツガツした二郎系特有のものとは違って、わりと落ち着いて食べられるのもポイント。スタッフさんの接客も親しみやすいし、行きやすいお店だと思う。
最後に、この店に行く際の注意点として、混雑する時間帯を避けるのがベター。ピークを避けて少し時間をずらすとスムーズに入店できる。今回も夕方の早い時間に行ったおかげで、あまり待たずに座れた。
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