ある日、いつものように小田急町田駅を出たところで、目に飛び込んできたのが「油そば日本油党」って看板。え?こんなとこにいつの間にできたんだ?と気になり、特に予定もなかったのでそのままふらっと入ってみることに。まあ、油そば系はハズレが少ないし、そこまで外すこともないだろうって思いながら。
券売機の前で迷うことなく注文したのは、「ブラックジャンク油そば」。二郎系のラーメンが好きな自分としては、このネーミング、避けて通れない(笑)。どんなジャンク具合なのか楽しみだ。少し待つと、さっそく着丼。見た目は二郎っぽさを感じる小ぶりな油そば。ヤサイの盛り具合はそこそこ。大盛りとかにしてないからまあこんなもんだろう。背アブラもたっぷりのっていて、見た目からして「これはガッツリ系!」と期待値が上がる。
早速、箸を手に取り、まずは一口。うん、悪くない。背アブラたっぷりだからコッテリ感があるんだけど、思ったよりあっさりしてる。油そば特有のこってり重い感じがないのが少し意外だった。これなら途中で飽きることもなく、するするっといけそうだ。でも、なんだろう…味が少し薄い。もっとガツンとパンチが欲しいな。
混ぜ方が足りなかったのか?と思って、店員さんに「よく混ぜてください」って言われた通り、しっかり混ぜてみる。うん、やっぱり薄い。せっかく背アブラもたっぷりで期待感はあったのに、味が追いついてない感じだな。これはちょっと残念かも。
ただ、無料トッピングでにんにくと玉ねぎがあるってことで、これをたっぷり投入してみた。おお、これで少しは良くなるか?と思ったけど、それでもまだ物足りないんだよね。油そばにはもっと濃い味が欲しい…カエシが足りないんじゃないかって思った。ラー油とお酢も卓上に置いてあるから、それも追加投入。でも、どうやっても「うーん…まだ薄いな」って感じ。パンチが効いてないのはちょっと痛い。
この日、店内には高校生たちがたくさんいて、ワイワイしながら食べてた。男子高校生には人気なのかな?まあ、彼らにはこのくらいの薄味が丁度いいのかもね。二郎のガツンとした味をまだ知らない人たちには、このあっさりめのジャンク感が手軽に楽しめるのかもしれない。二郎に慣れた自分には正直物足りないけど、入門編としては悪くないのかなって思ったりもする。
食べ進めながら、ふと「これは何か足りないんだよな」とずっと感じてた。にんにくも、玉ねぎも追加したし、ラー油とお酢も調整した。それでもどうしても心に残る「足りない感」。まさにジャンクって感じで、お腹いっぱいになるけど、心の満足感はちょっと微妙。最後は食べきったものの、もう一度来るかどうかは正直迷う。
それでも、「油そば日本油党」というネーミングに釣られて入っただけに、期待値が高すぎたのかもしれない。男子高校生たちには満足そうな顔が並んでいたし、初めて油そばを食べるような人には、ちょうどいい店なのかもしれない。だが、濃い味、こってりガツン系が好きな自分みたいな人には、もう少しパンチを加えて欲しいところ。
とはいえ、新しいお店が町田にできてくれるのは嬉しいこと。場所も駅近だし、ふらっと寄るには便利だろうから、また機会があったら他のメニューも試してみようかなって思った。ちょっと期待してた分、今回の「ブラックジャンク油そば」は物足りなかった。スーパーブラックジャンク油そばに挑戦してみようかな?(笑)
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