松屋の期間限定メニューって、なんかこう、時々突き抜ける方向間違ってるなって思う時がある。だが、それがいい。今回のメニューもまさにその系譜。
名前は「ニンニク野菜牛めし」。
なんとも直球すぎる名前。キャッチコピーは「満腹必至の“インスパイア系”」。これが看板にデカデカと書かれてたら、もう避けて通れないわけで。仕事帰りの松屋、腹が減ってるときにそんな言葉を見せられたらもうね、食べるしかないでしょ。
しかも「インスパイア系」とか言われちゃってる。
なににインスパイアされたのか、言わずもがなだけど、それはつまり「二郎」系。いや、あくまで“っぽい”ってやつね。本家を思わせる系統ってことで、最近よくある表現。別にラーメンじゃなくてもいいらしい。牛丼でインスパイア系……まあ理屈じゃない。腹にガツンと来るかどうか、それが全てだ。
普通盛り vs 大盛り
注文するとき、正直迷った。
大盛りにしようか…でも初見でハズレだったらツラい。インスパイア系って言ってるけど、どれくらい攻めてるのか想像もつかないし。
結果、普通盛りを注文。ワンコインちょっとくらい。価格帯はまあ松屋の中でもやや高めか。でも今の世の中、500円以下で腹いっぱい食える時代はもう終わったんだよな…。
カウンターに座って少し待つ。周りを見渡すと、明らかにこのメニュー狙いで来てる客が多い。注文してるのもほぼこの「ニンニク野菜牛めし」だった。
で、着丼。いや、着丼じゃないか。着膳? 着牛? よくわからんけど、提供された牛めしを見てまず感じたのは、「……あ、思ってたより普通」。


見た目はまあまあ、でも期待とのギャップあり
もやしがこんもり乗ってる。背脂ダレが小鉢に分けられて添えられている。あとで好きにかけろというスタイル。で、
一見、二郎っぽさを演出してるつもりなのはわかる。
供された瞬間のにおいもそこまでガツンとは来ない。ちょっと肩透かしをくらったような気分。
それでも一口食べてみる。
……ん? 悪くない。
いや、悪くないどころか、普通にうまい。特に、にんにくダレが強烈。これが効いてる。ご飯が進む。というより、これさえかければ何でもうまくなる気がする。
白米にかけてもいける。パンに塗ってトーストしてもありかも。
このにんにくダレ、松屋がこの世に送り出した「合法中毒系調味料」ランキングの上位に食い込むんじゃなかろうか。
ご飯、足りねえ。
ここで問題が発生する。
いや、正確には、だんだんと気づき始める。
「……ん? これ、ごはん少なくね?」
そう。全体の構成に対して、ごはんの量が決定的に足りてない。
上に乗ってるモヤシ、にんにく、タレ、牛肉――すべてが“主張強め”で、白米がそれを支えるべき存在なはずなのに、支えきれてない。
全然足りてない。白米が足りなくて、タレの濃さとモヤシの水分で味のバランスがグダグダになる。
モヤシも最初はうれしいけど、牛肉と米の量に比べて多すぎる。
いわば“米割れ”してる状態。普通のインスパイア系らーめんだったら、麺にモヤシを絡ませるから成立する。でもこの牛めしは、ごはんで受け止めなきゃいけない。
そのごはんが、全然ない。
最後の方は、もはや「モヤシとにんにくとタレだけ」をそのまま食べる時間が始まる。…しょっぱい。そして飽きる。しかもタレが強すぎて喉が乾く。
そして販売終了
あとから気づいたが、このメニュー、もう販売終了していた。
いやいや、早くない? こんだけ「インスパイア系!」ってドヤってたわりに、終わるの早すぎだろ。
たぶん売れなかったのか、店舗限定でやってたのか、そのへんはわからないけど、なんかこう、「やり逃げ感」すごい。
もしまた復活することがあったら、ぜひリベンジしてほしい。
タレの量を調整して、野菜とご飯のバランスを見直して、何より「これがインスパイア系だ!」っていう爆発力をもっと前面に出してくれたら…たぶん俺はまた食べに行く。
いや、むしろそれを期待してる自分がいる。
なんだかんだで、松屋のチャレンジ精神は好きなんだよ。
総括:インスパイア系の可能性
今回の松屋「ニンニク野菜牛めし」、一言でまとめると、「惜しい」メニューだった。
ポテンシャルは感じる。でも、具材のバランス、タレの使い方、量の調整、どれもあと一歩足りない。
ただ、そこに“松屋らしさ”はしっかりあった。万人受けを狙いながらも、ギリギリのところで攻める姿勢。これは今後の限定メニューにも期待していいというメッセージなのかもしれない。
ラーメンじゃなくても、インスパイア系の波はここまで来ている。
「牛丼界にも二郎の系譜を」──そんな夢があるのかないのか、真相は知らんけど、にんにくタレは正義。これだけは間違いない。
そして、次はちゃんと唐揚げ付きとか、ガッツリセットメニューで攻めてほしい。
二郎系に挑戦するなら、覚悟を決めて突き抜けてくれ。
俺たちは、それを全力で迎え撃つ準備ができてるから。
hy東京探偵事務所 町田オフィス
●TEL:042-732-3534
●FAX:042-732-3263
●MAIL:machida@hytokyo.jp
●所在地:〒194-0013 東京都町田市原町田2-7-6-306
JR「町田駅」ターミナル口より徒歩5分
●代表:黒木 健太郎
●探偵業届出番号:東京都公安委員会 第30110313
hy東京探偵事務所 池袋オフィス
●TEL:03-6802-8160
●FAX:03-6802-8161
●MAIL:info@hytokyo.co.jp
●所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-49-13杉山ビル2F
JR「池袋駅」北口より徒歩3分
●代表:原田 秀樹
●探偵業届出番号:東京都公安委員会 第30170109号