ラーメン二郎といえば、その圧倒的な量と暴力的なまでの濃厚スープで知られるが、今回訪れたのは「ひばりヶ丘駅前店」。
普段は町田を主戦場にしている自分だが、この日は池袋に用事があった。
池袋からひばりヶ丘までは電車で30分程度。
普段の町田から1時間半かけて行くことを考えたら、これはチャンスだ。
思い立ったが吉日、即決で向かうことにした。
■ 店前に到着。逆文字の看板の謎
ひばりヶ丘駅から徒歩5分。駅前通りを抜けて少し歩くと見えてきたのが「ラーメン二郎 ひばりヶ丘駅前店」。
この店、二郎ファンの間でも「隠れた名店」として噂されている。
まず目に飛び込んできたのが 逆文字の看板。

「ラーメン二郎」の文字が上下逆さまに配置されている。
これ、単なる遊び心なのか、それとも何か深い理由があるのか?
ネットで調べても特に理由は書いていない。
謎を抱えたまま、並びに加わることにした。
■ 並びは控えめ? 18時前でも営業中
ネット情報では18時開店とされていたが、到着したのは17時50分。
それなのに、既に店内では食べ終わって帰る客の姿が見える。
どうやら、夜の部はもっと早めに開店しているらしい。
二郎の開店時間って、店ごとにけっこうバラバラなんだよな。
公式サイトにも載ってないし、Twitterの情報もマチマチ。
だから、実際に行ってみないと分からないのが二郎の面白さでもあり、面倒くさいところでもある。
この日の並びは 外待ち10人程度。
夕方の部にしては控えめな並びだ。
他の二郎店舗だと、この時間帯はもう少し行列が伸びるイメージだが、ここは比較的回転が早いのか?
いずれにせよ、30分程度で入店できそうな雰囲気だった。
■ 券売機とトッピングの謎
券売機の前に立つ。
「初訪問の店ではノーマルを食べる」が自分の鉄則。
今回は無難に 小ラーメン を選択。
豚も増さず、シンプルに行く。
着席してしばらく待つと、いよいよトッピングの確認タイム。
「ニンニク入れますか?」の呪文に対して、「ニンニク」「アブラ」「ヤサイ」で返答。
特に「マシ」コールはせず、様子見のスタンス。
■ 着丼! 縦長の「ひばり盛り」が特徴的
約30分待って、ついに着丼。
目の前に現れたのは、 縦長のヤサイマシ山。


これが 「ひばり盛り」 と呼ばれるものらしい。
二郎のヤサイマシといえば、横に広がる山盛りスタイルが一般的だが、ひばりヶ丘は縦に積み上げるタイプ。
見た目のインパクトはあるが、実際の量としてはそれほど多くない。
ヤサイのシャキシャキ感は悪くないが、やっぱり 量の少なさ が気になる。
■ スープを一口。これは驚きの味わい
まずはスープを一口。
乳化スープが多い二郎系だが、ひばりヶ丘のスープはその中でも かなりマイルド。
豚骨の臭みがほとんどなく、むしろ甘みが際立っている。
これは予想外。
二郎系のスープって、「豚の荒々しさ」が売りのところが多いが、ここはそれが抑えられている。
飲みやすい スープと言えば聞こえはいいが、ヘビーユーザーからすると物足りなさを感じるかもしれない。
でも、自分的にはこの 「飲めるスープ」 はかなり好印象。
■ 麺と豚も安定のクオリティ
麺は太麺。
極太まではいかないが、しっかりとしたコシがあり、スープとよく絡む。

ヤサイと一緒にかき込むと、食感のコントラストが心地よい。
そして 豚。
これも他店と比べると やや薄め で、柔らかさが際立つタイプ。

噛むたびにホロホロと崩れる柔らかさで、豚の旨味がスープと相まってしっかり感じられる。
これなら 豚ダブルにしても飽きずに食べられる レベル。
■ スープを飲み干してしまう衝動
ここで気づく。
「やばい、スープがうますぎる」。
普段ならスープは半分残して店を出ることが多いが、今回は ついついレンゲを持つ手が止まらない。

乳化スープを飲み干すのはこれが初めてかもしれない。
脂っぽさもなく、でもコクはしっかり。
これはクセになる。
■ ひばりヶ丘までの帰り道。再訪の決意
スープまで飲み干したことで、胃袋はパンパン。
帰りの電車は1時間半の立ちっぱなしで、正直きつかった。
でも、そのしんどさすら吹き飛ぶほどの満足感があった。
「また来たい」と素直に思える一杯。
他の二郎店舗と比べると、量は控えめ。
でも、その分、スープの完成度が高い。
「がっつり食べたい」というよりも、「美味い二郎が食べたい」という時には、ひばりヶ丘が一番かもしれない。
次回は「大らーめん」で挑戦してみようかな。
ひばりヶ丘の二郎は、何度でも足を運びたくなる中毒性がある。
気合を入れてまた行こうと思う。
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