どうも、らーめん探偵だ。今回向かったのは、相模原が誇る二郎系の名店、「麺屋歩夢 淵野辺本店」。ここには何度足を運んだかわからない。あの唯一無二の麺と豚、そしてジャンクなスープに、何度となく胃袋を掴まれてきた。しかし、今回のお目当ては少し違う。夏になると登場する、歩夢の限定「冷やし中華」だ。
- 夏の風物詩、歩夢の冷やし中華に心躍る
- 着丼！ 魅惑のフォルムと、一口目の衝撃
- ゴマだれの意外な顔と、ベースのタレの真髄
- 二郎系冷やし中華の最高峰（当社比）
- 終わらない冷やし中華の誘惑、そしてつけ麺への道のり
夏の風物詩、歩夢の冷やし中華に心躍る
歩夢の冷やし中華は、個人的に二郎系冷やしメニューの頂点に君臨していると思っている。その美味さたるや、まさに別格。毎年夏の恒例行事として、この冷やし中華を心待ちにしている。過去に塩や醤油味は食べた記憶があるが、今回のゴマだれは果たしてどうだったか。記憶を辿っても、ゴマだれはあったようななかったような……。いや、これが初めてかもしれない。
つけ麺も捨てがたい魅力があるが、今回は迷わず冷やし中華をチョイス。食券を握りしめ、カウンター席へ。そして、コールだ。冷やし中華とはいえ、歩夢は二郎系。もちろんヤサイ、アブラ、ニンニク、要は全マシでお願いした（歩夢にはカラメがない）。このコールが、冷やし中華をさらにジャンクで、そして至福の一杯へと昇華させるんだ。
着丼！ 魅惑のフォルムと、一口目の衝撃
待つこと数分。目の前に着丼した冷やし中華は、相変わらず食欲をそそる見事なフォルムだ。冷やし中華とは思えないほどのボリューム感。そして、歩夢の冷やし中華の特徴ともいえるヤサイは別盛で提供される。
これがまたいい。麺や具材がタレとしっかり絡み合うのを邪魔せず、自分のペースでヤサイを追加できる。この心遣いが、歩夢の冷やし中華をさらに美味しく感じさせるんだ。
まずは、麺を一口。
…美味い！
思わず唸ってしまう美味さだ。なんでこんなに美味いのか。口いっぱいに広がる、この至福の味。麺は歩夢特有のゴワゴワとした食感はそのままに、冷水でしっかり締められているため、強いコシと喉越しがたまらない。ひんやりとした麺が、暑い夏には最高の清涼感を与えてくれる。
ゴマだれの意外な顔と、ベースのタレの真髄
今回のゴマだれ冷やし中華だが、意外にもゴマの風味はそれほど強くない。ほんのりと甘味を感じる程度で、そこまでゴマゴマしていないのが印象的だ。ゴマはそこまで得意ではない自分にとっては、これが逆にちょうどいい塩梅だった。ゴマの主張が強すぎると、途中で飽きてしまうこともあるが、これは全くそんな心配がない。
このバランスの良さの秘訣は、やはり基本のタレが美味いんだろうな。ゴマだれといえども、ベースにあるのは歩夢の冷やし中華が持つ、あの唯一無二のタレの味。甘み、酸味、そして深みのある旨味が絶妙に調和している。そこに、ほんのりとゴマの風味が加わることで、新たな次元の美味さが生まれている。ヤサイマシにしたシャキシャキのヤサイと、ニンニクのパンチ、アブラのコクが加われば、もう最強だ。
二郎系冷やし中華の最高峰（当社比）
二郎系の冷やしメニューは、各店が工夫を凝らして提供しているが、その中でも歩夢の冷やし中華は頭が二つ以上抜けていると、らーめん探偵は確信している（もちろん、あくまで当社比だが）。麺の美味さ、タレの完成度、そしてトッピングとの一体感。どれを取っても、他の追随を許さないレベルだ。
今回のゴマだれも、個人的には大ヒット。暑い夏にぴったりで、あっという間に完食してしまった。しかし、歩夢のX（旧Twitter）での告知によると、このゴマ味は6月末で終了とのこと。そして、7月からは塩味が提供されるらしい。もちろん、これも食べに行くしかない。歩夢の塩冷やし中華も、これまた絶品だからな。
終わらない冷やし中華の誘惑、そしてつけ麺への道のり
歩夢の冷やし中華があまりにも美味すぎて、これは困ったことになった。7月からの塩冷やし中華も当然食べに行くとなると、いつになったらつけ麺にたどり着けるのか、という新たな課題に直面している（笑）。つけ麺も歩夢の魅力の一つだから、食べないわけにはいかない。
しかし、この夏の暑さを乗り切るためには、歩夢の冷やし中華が欠かせない。ゴマだれ、塩、そしてもしかしたら来月はまた別の味が出てくるかもしれない。その度に足を運ぶことになるだろう。
歩夢の冷やし中華は、単なる季節限定メニューではない。それは、二郎系ラーメンの新たな可能性を示し、夏の暑さを吹き飛ばす至高の一杯だ。まだ歩夢の冷やし中華を体験したことがない人は、ぜひ一度食べてみてほしい。きっと、その美味さに驚き、夏の恒例行事になるはずだ。
さて、次は塩味。どんな感動が待っているのか、今から楽しみで仕方ない。らーめん探偵の旅は、まだまだ続く。
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